高気圧酸素療法(HBO)
高気圧酸素療法とは
高気圧酸素療法は高気圧酸素治療装置の中に入り通常より高い気圧(2気圧)に加圧された環境で100%高濃度酸素を吸入する治療です。これにより血液中に溶け込む酸素量は通常の約10倍に増加します。増えた酸素が血液を通して全身に届けられることで、
□ 損傷を受けた組織の回復
□ 腫れや炎症の早期沈静化
□ 酸素不足に陥っている組織の治癒促進
といった効果が期待されます。
治療回数や頻度は、疾患や病状によって異なりますが、1日1回約90分間、数日から数週間にわたり複数回行うことが一般的です。
使用装置
第1種装置 セクリスト 高気圧酸素治療装置 Model 3300HJ
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アクリル製の透明な窓で囲まれた円筒型の装置です。開放感があり、狭い空間に不安を感じる患者さんにもストレスなく治療を受けていただけます。
安全管理体制
装置の保守点検およびオペレーションは、医療機器の専門職である「臨床工学技士」が責任を持って担当し、常に万全の体制を維持しています。
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医師紹介
熱田 義顕
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卒業年 |
平成6年 |
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役職 |
部長・バスキュラーアクセスセンター長 |
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専門分野 |
血管外科 |
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資格・認定医など |
日本外科学会指導医・専門医、3学会構成心臓血管外科専門医認定機構専門医・修練指導医、日本脈管学会認定脈管指導医・専門医、日本血管外科学会認定血管内治療医、腹部ステントグラフト指導医、胸部ステントグラフト指導医、透析バスキュラーアクセスインターベンション治療医学会 VAIVT認定専門医 |
当院で実施している疾患・治療回数
| 疾患名 | 回数 |
| 難治性潰瘍 | 1日1回90分 30回 |
| 出血性膀胱炎(悪性腫瘍に対する放射線治療等が原因の場合) | |
| 脊柱管狭窄症 | |
| 骨髄炎 | |
| 腸閉塞 | 1日1回90分 10回 |
※ 疾患状況や医師の判断により増減することがあります。
症例
難治性足病変(閉塞性動脈硬化症・糖尿病性足潰瘍)

治療実績

治療時の耳痛について
高気圧酸素療法では、装置内の気圧を上げるときに、長いトンネルを列車で走っているときや、飛行機が離陸するときのような「耳が詰まる感覚」や「圧迫感」が生じます。そのまま我慢し続けると耳に強い痛みが出ますが、多くの場合は「耳抜き(唾を飲み込む、あくびをするなど)」をすることで解消されます。当院では、オペレーターが患者さんのペースに合わせて気圧を調整し、耳抜きのタイミングもお声掛けしますので、どうぞご安心ください。
治療時の服装・持ち込み物について
高気圧酸素の装置内は酸素濃度が非常に高くなるため、わずかな静電気や火花でも火災につながる危険があります。安全な治療を行うため、以下のルールを厳守していただいています。
【治療時の服装について】
原則、当院が用意する「高気圧酸素治療専用衣」と当院指定の「下着」を着用していただきます。
※ 下着は、治療開始時に当院の売店にて購入していただきます。(サイズ:M~LL)

【装置内への持ち込み禁止物(一例)】
下記のイラストに該当するものは、装置内へ持ち込んだり、身につけた状態で装置に入ることはできません。

申し込み方法・ご紹介のながれ
【申し込み方法】
次の①・②のどちらでも受付いたします。
① 下記の高気圧酸素療法専用申し込み表と診療情報提供書を地域医療連携科にFAXにて送付ください。
② 医師同士のご相談は下記の問い合わせ先へお電話ください。担当医へお繋ぎ致します。(Dr to Dr)
【紹介のながれ】
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※治療の状況に応じて治療途中に、経過報告の為、紹介元医療機関を受診頂くことがあります。
