診療科紹介

Clinical Departments

造血幹細胞移植

造血幹細胞移植の流れ

  1. はじめに、患者さんの病状から自家移植がの適応なのか、ドナーからの提供を受けるのか検討します。主治医から説明があります。
  2. ドナーは、まず血縁者(兄弟や両親など)でHLAが合う人がいるかどうか調べます。造血細胞移植コーディネーターから説明があります。
  3. 血縁者にドナーがいない場合、骨髄バンクや臍帯血バンクに登録します。申請書類等は病院で用意し、主治医と造血細胞移植コーディネーターが登録手続きをします。骨髄バンクの場合、移植までに数ヶ月から半年、臍帯血バンクの場合は数日から1ヶ月以内のコーディネートで移植が可能となりますが、移植時期は患者さんの病状等により決めていきます。
  4. ドナーは採取しても大丈夫かどうか健康診断や意思確認をおこないます。
  5. 移植日が決定すると、移植に向け強力な化学療法(前処置)がはじまります。
  6. 骨髄液や造血幹細胞を含んだ血液を患者さんに輸注(移植)します。
  7. 無菌室や個室で様子をみます。
  8. 退院後は定期検査を受け社会復帰まで様子をみます。

※造血幹細胞移植については 「 日本造血細胞移植学会 」 のホームページにアクセスしてください。

トップページにある 「 患者さん・ドナーさん・一般の方へ 」 をご参照ください。

造血細胞移植について詳しい情報を得ることができます。

⇒ https://www.jshct.com/

移植の費用について

  • 造血幹細胞移植の費用:高額療養費の自己負担額での請求となります。
  • HLAの検査費用:1人につき21,000円かかります。ただし、移植が実施されると保険適応になるため、患者さんとドナーになった方の分の検査費用は返金されます。
  • 骨髄バンクの費用:詳しい検査をおこなうドナーの人数によって差はありますが、平均20万円のコーディネート費用や経費が実費請求されます。ただし、所得に応じて費用負担減免の申請ができます。また、ドナーが遠方の場合、骨髄液や造血幹細胞をとりに行く運搬費用がかかりますが、後日加入している保険へ療養費払いとして申請することができ、一部返金されます。又、骨髄バンクへ支払った費用は医療費控除の対象になります。
  • 臍帯血バンクの場合:コーディネート費用は無料です。しかし、遠方の臍帯血バンクから臍帯血の搬送が必要な場合は実費請求されます。ただし、臍帯血の搬送費も療養費払いの適応となります。
  • 移植のコーディネートや費用、そのほか困ったことや不安なことなどがありましたら、医療連携室におります造血細胞移植コーディネーターまでご連絡ください。

造血細胞移植コーディネーター(HCTC)

当院では、移植を受けられる患者さんやご家族、ドナーの方へ安心して移植医療がおこなわれるように造血細胞移植学会認定の造血細胞移植コーディネーター(HCTC:Hematopoietic Cell Transplant Coordinator) が1名と専従のHCTC1名の計2名が医療連携室に配置されております。

【HCTCの役割】

  • 移植を受けられる患者さんとご家族の方へ、治療の流れ、ドナーの調整について、経済的不安、退院後の社会復帰についてなど移植に関わる説明、相談をおこないます。
  • 患者さんのご家族でドナーとなられる方への説明や相談対応、スケジュール調整などをおこないます。また、骨髄バンクドナーの方へは骨髄バンクのコーディネーターと連携して支援をおこないます。
  • 患者会との連携を通して、移植経験者の方やこれから治療を受けられる方のピアサポートを支援します。

お問い合わせ

造血細胞移植コーディネーター 山崎 奈美恵まで

TEL:011-865-0111(代表)(平日 9:30〜16:30)

FAX:011-865-0107(直通)