部署紹介(AOC:人工臓器治療センター)

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 今週はAOC(人工臓器治療センター)の紹介をします。

 AOC(人工臓器治療センター)は急性・慢性腎不全患者さんの血液透析、腹膜透析、在宅透析を行う透析室です。当院では、透析室が2つに分かれており、東棟14床、西棟79床あり、オープンフロアで広々開放感があります。血液透析は月・水・金または、火・木・土の週3回、日中透析と夜間透析を行い、患者数は外来250名、入院29名が透析をされています。透析室スタッフは看護師36名、透析認定看護師1名、臨床工学技士14名、看護補助者2名で構成しています。今年度は、新人看護師が2名入りました。

 透析導入前と腹膜透析は、透析看護認定看護師がかかわり、血液透析はAOCスタッフが継続的にケアを行っています。糖尿病性腎症や75歳以上の透析患者さんに対し、フットケアにも力を入れています。また、月2回、医師、看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士、栄養士とカンファレンスを行い、多職種と連携し、患者さんの健康問題解決のために取り組んでいます。

 今年度入職した新人看護師から、看護師として働いてみてどのようなことを感じているのかインタビューしたのでご紹介します。

 ・亀井 知幸さん(天使大学卒)

 「ありがとう」と感謝の言葉をもらったときは、看護師になって良かったと実感します。ひとつひとつの仕事に責任を伴いますが、「誰かの役に立っている」と思うと頑張れます。

 ・原 冴奈衣さん(北海道科学大学卒)

 透析患者さんは週3回、1日4時間程度の治療が必要であり、それが生涯続きます。そのため、透析室の看護師は患者さんと長い期間かかわっていくことになりますが、じっくりとかかわる中で「この人は何を求めているだろう。どんな看護をしたらよいのだろう」と考え行動し、それが患者さんにとって良い結果が得られたときに喜びを感じました。大変なこともありますが、とてもやりがいのある仕事だと思います。

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           亀井 知幸さん               原 冴奈衣さん