| はじめに |
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このページをご覧いただいているのは、白血病(急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病)や悪性リンパ腫と診断され、現在、化学療法を受けられている患者さん、そのご家族、あるいは知人の方だと思われます。
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札幌北楡病院では、標準治療に最新世代のがん免疫療法を加えることにより、標準治療だけでは困難な血液がんの克服を目指しています。 |
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白血病(急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病)や悪性リンパが、ガン樹状細胞療法と相性が良いのをご存知でしょうか?
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がん免疫療法には、第一世代のBRM療法(免疫賦活療法)、第二世代のサイトカイン療法、細胞を治療に応用した第三世代のがん免疫療法(NK細胞療法や活性化リンパ球療法などの非特異的免疫細胞療法)、そして第四世代のがん免疫療法であるがん標的免疫療法(がん樹状細胞療法やペプチドワクチンなどの特異的免疫療法など)があります。
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このようにさまざまながん免疫療法が存在しますが、血液がんに対しては、最新世代のがん免疫療法であるがん樹状細胞療法が臨床的に有益であることが、国内外のがん治療研究(米国スタンフォード大学や京都大学など)で明らかになってきています。
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当院では、日本ではじめて自分のがん組織を利用したがん樹状細胞療法の臨床研究が行われた国立大学研究所の治療技術ノウハウを導入し、それをさらに改良して、国内で最先端の血液がん樹状細胞療法を提供できる体制を整えております。 |
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再発、化学療法抵抗性の血液がんの患者さんに効果を示すがん樹状細胞療法
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海外ではがん樹状細胞療法の臨床試験が活発に行われており、これまでに多数の報告があります。米国スタンフォード大学で行われた、再発、治療抵抗性の悪性リンパ腫の患者さんに対するイデオタイプを用いた樹状細胞療法では、約3割の患者さんに腫瘍の縮小を認め、約7割の患者さんに有効だったと報告されました。
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(Timmerman JM et al. Idiotype-pulsed dendritic cell vaccination for B-cell lymphoma: clinical and immune response in 35 patients. Blood. 2002; 99: 1517-1526)
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また、2007年12月のアメリカ血液学会では、ベルギーのアントワープ大学から急性骨髄性白血病の患者さんに対する樹状細胞療法の発表があり、5名中3名の患者さんに抗腫瘍効果を認めたことが報告されました。 |
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(Berneman ZW et al. Vaccination of acute myeloid leukemia patients with dendritic cells electroporated with mRNA encoding the Wilms’ tumor protein WT1: A phase I/II trial. Blood. 2007; 110: 158a)
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一方、皮膚、大腸、肝臓、腎臓、肺などの進行期固形がんに対するがん樹状細胞療法の多数の臨床研究では、種々の転移を認め、手術、抗がん剤でまったく手に負えなくなった患者さんを対象に行われたにもかかわらず、約3割以上の患者さんにがんの縮小や長期にわたって進行が止まった症例を認めています。
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したがって、再発、難治性の血液がんの患者さんも、進行期の固形がんの患者さんとほぼ同じか、それ以上のの有効性が期待できると考えられています。 |
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ガン樹状細胞療法の特徴は三つあります。
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1) |
上記のような効果があるにもかかわらず副作用がほとんどない
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2) |
手術・放射線療法のように局所だけに抗ガン効果を示すだけでなく、全身に飛び散ったガンに対して効果を示すことができる |
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3) |
患者さんのガンの特徴(顔つき)を体の中の免疫細胞に記憶させ、再発したときも監視・防御させ続ける事ができる(ワクチン効果といいます) |
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標準治療の選択肢がなくなってしまった患者さんや標準治療を希望しない患者さんだけでなく、標準治療に加えて(標準治療と併用することにより)、多様なガン治療を希望される患者さんにとって、ガン樹状細胞療法は、非常に魅力的なガン治療選択肢になるといえます。 |
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札幌北楡病院の血液がんに対する治療
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札幌北楡病院では、通常の化学療法や造血幹細胞移植に加えて、最新のがん免疫療法、がん休眠療法、局所のがん治療を併用したアイマックスがん治療を血液がんの治療に応用した独自の治療プログラムを提供しております。
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初発の血液がん |
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標準化学療法(+放射腺治療) |
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造血幹細胞移植 (適応がある場合) |
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再発、難治性の血液がん |
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救援化学療法+(「癌標的免疫療法(樹状細胞療法)」) |
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造血幹細胞移植 (適応がある場合)+(樹状細胞療法)
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標準治療による手段がなくなった場合 |
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樹状細胞療法+(休眠療法+局所の治療) |
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WT1ペプチドを用いた人工抗原樹状細胞療法 |
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WT1は、ウイルムス腫瘍という腎がんの一種から発見されたがん遺伝子で、細胞増殖や細胞分裂に関係するタンパク質を発現します。正常組織ではほとんど発現していませんが、大部分の血液がんでは過剰に発現されており、がん化に重要な役割を果たしていることが、日本人研究者によって明らかになりました。がんにおけるAFPやCEAなどの腫瘍マーカーと同様の性質があり、本年から保険適応され、治療効果判定や微少残存病変の評価に役立っています。WT1由来のペプチドは、免疫原性が強く、抗がん免疫を誘導しやすいという優れた性質があり、人工抗原とし最も注目を集めています。当院では、テラ株式会社と提携し、血液がんに対し、日本で初めてWT1ペプチドを用いた樹状細胞療法を開始しました。
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札幌北楡病院のガン治療をお知りになりたい方は、紹介状と医療情報(血液検査、画像検査)を持参の上、当院の免疫細胞療法医療相談にお越しいただければ、より詳細な情報が得られると思いますので、是非ご相談下さい。 |
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| 最後に |
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上記のように、さまざまなガン治療の情報を知っているかいないかで、患者さんの生活の質(QOL)も異なってくると考えられます。札幌北楡病院は、患者さんとそのご家族が必要な情報を素早く的確に集め、納得のいく血液ガンの治療ができるようサポートしていきます。
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