|
 |
|
|
|
|
第4のがん治療選択肢といわれるがん免疫療法。がん樹状細胞療法は、その中でも21世紀になって臨床に応用された、
最新世代の治療法として世界で注目されています。第3世代にあたる活性化リンパ球療法(LAK療法)と比して、第4世代の
がん免疫療法にあたります。
人工抗原樹状細胞療法は、患者さんのがんに特徴的な人工物(WT-1ペプチドなどのがん抗原)を使って作製した樹状細胞をもちいたがん標的免疫療法です。 |
 |
|
・ |
WT-1特許を用いた最新のがん樹状細胞療法が受けられます。
人工抗原の中でも世界でもっとも有力といわれているWT-1ペプチドをもちいたがん樹状細胞療法は、WT-1の特許権を有するテラ株式会社の提携医療機関でしか受けられません。 |
|
・ |
手術できない患者さん、手術の予定がない患者さんには有力な選択肢となりうる治療方法です。 |
|
・ |
本療法は自己がん組織樹状細胞療法ができない患者さん、すなわち自己がん組織を確保できない患者さんも対象となります。 |
|
・ |
手術などで採取したがん組織がわずかでも残っている場合は、それをもとに患者さんのがんの特徴(顔つき)を調べます。 |
|
・ |
また、ある特定の腫瘍マーカーが上がっている患者さんも本療法の適応となる場合があります。
手術で得られたがん組織が小さい場合は、人工抗原樹状細胞療法をお薦めする場合があります。 |
|
 |
|
|
|
がん免疫療法は主だった副作用はほとんどありませんので、日常の生活を送りながら受けることが十分に可能な治療です。 |
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
がん免疫療法(がん樹状細胞療法)は副作用の少ない治療で、
外来で治療を継続することが可能です。 |
|
|
|
固形がんや血液のがんなどほとんどすべてのがんで治療を受けることが可能です。 |
|
|
|
|
|
|
・ |
手術で十分な量のがん組織を採取、保管できなかった患者さん |
|
|
・ |
手術などで採取したわずかながん組織を調べて人工抗原が適合すると判断された患者さん |
|
|
・ |
ある特定の腫瘍マーカーが上がっており、人工抗原が適合すると判断された患者さん |
|
|
|
|
 |
|
|
・ |
患者さんから成分採血(アフェレーシス)によって得られた単球と呼ばれる樹状細胞のもととなる細胞を、
細胞を刺激する物質(サイトカイン※など)をもちいて樹状細胞へと培養していきます。 |
|
|
|
 |
|
|
・ |
培養の途中で患者さんのがんに特徴的な人工物(人工のがんの抗原)を樹状細胞に加えることで、
細胞にそのがんの特徴を覚え込ませます。 |
|
|
|
 |
|
|
・ |
さらに培養を続け、攻撃力の高い樹状細胞へと成長させます。
約2週間の培養で非常に熟練された高機能の樹状細胞が出来上がります。 |
|
|
|
 |
|
|
・ |
樹状細胞は、約2週間ごとに脇や股といったリンパ節(リンパ球が沢山集まっているところ)がある皮膚の近くに皮内注射します。 |
|
|
|
 |
|
|
|
樹状細胞は体の中で、記憶した患者さんのがんの特徴を標的として、
リンパ球にそのがんを攻撃するよう、強力に指令を出します。 |
|
|
|
 |
|
|
|
指令を受けたリンパ球は活性化され、増殖し、そのがんをねらって攻撃します。 |
|
|
|
|
|
|
※ |
サイトカイン:細胞間の情報伝達をになうタンパク質で、免疫、炎症、アレルギー、造血などさまざまな生体での反応にかかわっている物質 |
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
 |
|
|
・ |
紹介状(診療情報提供書)、 |
|
|
・ |
血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、 |
|
|
・ |
画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、 |
|
|
・ |
薬剤リスト、心電図 |
|
|
・ |
がんの組織切片(くわしくはお問い合わせください) |
|
|
|
|
|
|
|
他のがん免疫療法との併用も可能です。くわしくはご相談ください。 |
|
※ |
人工抗原樹状細胞療法の適応とならない患者さんは、他の療法をご提案いたします |
 |
|
|
 |
|
|
|
がん免疫療法の専門の医師が、人工抗原樹状細胞療法について具体的な説明をいたします。
また併用する治療(活性化リンパ球療法等)についての説明もおこないます。
十分にお考えいただき、ご納得いただいた上で治療を開始します。 |
|
|
 |
|
|
|
治療に際し、準備いただいた諸資料・データの内容を確認いたします。患者さんに合う人工抗原を調べるために、がん組織の解析や血液検査(HLA検査など)をおこないます。
かかりつけ医が他医療機関様の場合、手術の際に保管された患者さんのがん組織をお借りするなどの調整をおこないます。これらの適合検査は1~3週間ほどかかります。
人工抗原樹状細胞が適応にならなかった場合は他の選択肢をご提案いたします。 |
|
|
 |
|
|
|
適合検査の結果、患者さんに合う人工抗原が見つかった場合は、次に採血をおこないます。
採血はアフェレーシスという特殊な方法で末梢血※から必要な免疫細胞だけを取り出します。
アフェレーシスによる採血の時間は個人差がありますが、2~3時間前後となります。
採血後の免疫細胞はクリーンルーム内で培養され、2週間後には高品質な樹状細胞ができあがります。 |
|
|
 |
|
|
|
治療は通常、上記の適合検査や成分採血(アフェレーシス)をふまえると、適合検査をはじめて4週間以降からの開始となります。
人工抗原樹状細胞療法は、基本的に2週間ごとに外来で皮内注射するだけの簡単な治療で、痛みもほとんどなくすぐに終わります。
通常、1クール5~7回の治療を行います。 |
|
|
|
(治療結果を見て、2クール以上の治療を行うケースもあります) |
|
|
※ |
末梢血:手足など末梢部位を流れている血液。 |
|
|
|
 |
|
|
|
がん免疫療法(人工抗原樹状細胞療法)を希望されるかたへ
がん免疫療法センター(医療連携室)でご相談ください。 |